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京都 福寿園
 夫から聞いておもしろなと思ったので。
サントリーが出しているペットボトルなどのお茶「伊右衛門」。このお茶の茶葉は京都の福寿園のものを使用しているブランドということなんですが、この福寿園がサントリーが作った架空のお茶屋さんだと思っている人が多いらしいのです。
私の実家の近くには福寿園のお店があり、研究所もあります。
福寿園は実在するお茶屋さんで、小さい頃からなじみがあったのでサントリーがこちらとコラボしてこの「伊右衛門」を出した時にはちょっと嬉しかったりしたものです。
架空のお茶屋さんと言われてみれば、福寿園を知らない人からしてみれば確かにそう思うのもうなずけます。京都には沢山有名なお茶屋さんがあります。色々のみくらべてお気に入りを見つける京都旅行なんかも楽しいかも。お店に入るとお茶を入れてくれますし、お茶を買い物するついでに休憩もできますしおすすめです。
母の味
 
 フキ
 写真は母が送ってくれた蕗の山椒煮です。私の大好きな母の味です。
この季節毎年作って送ってくれます。
いつもは蕗と筍を煮たものなんですが、今年は蕗オンリー。というのも私の実家の辺りは筍が有名なところで(京都の有名料亭も買いにくる、白くて綺麗で美味しい筍の産地なんです。)、毎年春になると筍ご飯に煮物、天ぷらに、山椒和えにと色々な筍料理を楽しんだものですが、近年の宅地開発や道路建設によって、竹やぶがなくなり、筍の収穫量もグンと減ってしまいました。いいのかなあ、このままで。美味しい筍なくなっちゃうよって思うんですが・・・。
 もちろん蕗だけでもとっても美味しい母の山椒煮。これさえあれば、ご飯が何杯でも食べられちゃう。
「なまはげ」な日曜日
         しっとりショコラオランジュ
 5月13日は「母の日」。街で、テレビで、ラジオで、色んなところで母の日が話題になってました。そういえば、私も一応「母」。でも期待しても娘は1歳、夫は昨日出張で秋田から帰って来て、そこで見た「なまはげ」の話に夢中。ビデオで撮って来たのを見せてくれ、博物館ではなまはげのメダルまで作って来て、なまはげの話を沢山してくれました。私の母の日は「なまはげ」一色。午後、気を取り直して母に遅ればせながらの母の日の為に作ったお菓子を送りに。その帰りになぜか吸い込まれるようにふらふらと3人で入ってしまったモデルハウス。豪華なモデルハウスに「すごい、すごい、いいなあー!」を連発し、全く買う見込みの無い私たち家族に接客してくださったモデルハウスの方は一切営業モードをださず、冷やかしだと一目でみて分かる私達に優しく説明してくださいました。そしてその帰りにカタログと一緒に一輪のカーメーション!「今日は母の日ですから。」と一言添えて。もう予想外だったので余計にうれしかったです。一輪のカーネーションがこんなに嬉しいとは。なまはげのせいでしょうか?(笑)
 写真のお菓子は、クルミとオレンジピールがたっぷり入ったしっとりしたチョコレートのお菓子です。食感がしっとりしていてちょっと和菓子ぽくてこれは日本茶と味わいたいお菓子だなとおもって、和風のお皿に載せてみました。ゆべしのような感じで、フォークを使うよりも手でつまんで食べたいお菓子です。
嬉しい日
 
 引き菓子
 友人の結婚式の引き菓子を作りました。
今日、彼女は両家の親戚に結婚のお披露目の食事会をしました。
今年はじめに飛び込んで来た嬉しいニュース。
「私結婚するねん!」
「えー?夏に会ったときはそんな話ぜんぜんしてなかったけどいつ知り合ったん?」
「12月に知り合ってん、そして今週入籍するねん。」と、知り合ってから1ヶ月で入籍、そして結婚式をした由紀ちゃん。そんな電撃結婚した彼女は明日、旦那様の赴任先のシンガポールへと旅立ちます。
私が結婚前まで働いていた研究所で彼女とは知り合ったのですが、彼女は研究所に来る外国からの留学生や研究者の渡航手続きや住居の世話、そういうハードの部分以外にもメンタル的な相談にのったり、色んな情報を提供したりする仕事をしていました。それを彼女ともう一人の女性スタップのたった2名で、多いときは100名を超す外国人の方の面倒をみていたのですから、すごいです。この部署は語学力だけでは勤まらない部署で、実際彼女はものすごーく面倒見が良くってみんなから頼りにされていました。私も人のお世話をする仕事だったのですが、たった一人の面倒を見るのにアップアップしてました(笑)。
由紀ちゃんのようないい子に幸せがやってくるのは当然のことだけど、それでもやっぱり嬉しいです。心から嬉しくて嬉しくて何度もおめでとうって言いたい。
そんな彼女が私に今日の引き菓子を頼んでくれました。これまた光栄なこと。
彼女のリクエストは「紅白のお菓子」ということで、洋菓子で紅白って何があるかなって色々考えた末、白は「ルシアンティークッキー」というアーモンドのクッキーに粉砂糖をコーティングしたクッキー、赤はフランボワーズとルバーブとバラのジャムにしました。これだけでは少し寂しいのでオレンジのフィナンシェを合わせて。
ちなみにこの熨斗の字は、彼女のご主人のお父様、つまり義理のお父様が書かれたもの。字がとても上手だとお聞きしたので、厚かましくもお願いしましたところ、可愛いお嫁さんのお願いとあって、快く承諾し、書いてくださいました。
綺麗な熨斗の字で、私のお菓子もグレードアップです。感謝感謝!
誰かの為にお菓子を作るときは、その人のことを考えて作るから、こういうのっちょっと市販のお菓子にはないスペシャル感があるなと思いながら作ってました。
どんなにお菓子に縁の無いひとでも、記念日には何かしらケーキなどのお菓子を口にする機会があると思います。
誰かのお誕生日や特別な日のケーキやお菓子を作ってお祝いすることが出来る時。
私がお菓子作りをやっていてよかったと思う瞬間の一つです。