友人の結婚式の引き菓子を作りました。
今日、彼女は両家の親戚に結婚のお披露目の食事会をしました。
今年はじめに飛び込んで来た嬉しいニュース。
「私結婚するねん!」
「えー?夏に会ったときはそんな話ぜんぜんしてなかったけどいつ知り合ったん?」
「12月に知り合ってん、そして今週入籍するねん。」と、知り合ってから1ヶ月で入籍、そして結婚式をした由紀ちゃん。そんな電撃結婚した彼女は明日、旦那様の赴任先のシンガポールへと旅立ちます。
私が結婚前まで働いていた研究所で彼女とは知り合ったのですが、彼女は研究所に来る外国からの留学生や研究者の渡航手続きや住居の世話、そういうハードの部分以外にもメンタル的な相談にのったり、色んな情報を提供したりする仕事をしていました。それを彼女ともう一人の女性スタップのたった2名で、多いときは100名を超す外国人の方の面倒をみていたのですから、すごいです。この部署は語学力だけでは勤まらない部署で、実際彼女はものすごーく面倒見が良くってみんなから頼りにされていました。私も人のお世話をする仕事だったのですが、たった一人の面倒を見るのにアップアップしてました(笑)。
由紀ちゃんのようないい子に幸せがやってくるのは当然のことだけど、それでもやっぱり嬉しいです。心から嬉しくて嬉しくて何度もおめでとうって言いたい。
そんな彼女が私に今日の引き菓子を頼んでくれました。これまた光栄なこと。
彼女のリクエストは「紅白のお菓子」ということで、洋菓子で紅白って何があるかなって色々考えた末、白は「ルシアンティークッキー」というアーモンドのクッキーに粉砂糖をコーティングしたクッキー、赤はフランボワーズとルバーブとバラのジャムにしました。これだけでは少し寂しいのでオレンジのフィナンシェを合わせて。
ちなみにこの熨斗の字は、彼女のご主人のお父様、つまり義理のお父様が書かれたもの。字がとても上手だとお聞きしたので、厚かましくもお願いしましたところ、可愛いお嫁さんのお願いとあって、快く承諾し、書いてくださいました。
綺麗な熨斗の字で、私のお菓子もグレードアップです。感謝感謝!
誰かの為にお菓子を作るときは、その人のことを考えて作るから、こういうのっちょっと市販のお菓子にはないスペシャル感があるなと思いながら作ってました。
どんなにお菓子に縁の無いひとでも、記念日には何かしらケーキなどのお菓子を口にする機会があると思います。
誰かのお誕生日や特別な日のケーキやお菓子を作ってお祝いすることが出来る時。
私がお菓子作りをやっていてよかったと思う瞬間の一つです。